A32セフィーロ ファインビジョンメータ照明交換

この車は「2.0エクシモ ブラウンセレクション」で普通のエクシモとは内装などの装備が異なります。また、メータも2.5エクシモには標準装備だったファインビジョンメータが装備されています。このメータはライトスイッチに関係なく照明が常時点灯で見た目は綺麗でいいんですが、電球がフィラメント式のため数年経つと切れるという弱点があります。常時点灯なのにLEDを使わずにフィラメント式電球を使用していることに疑問があります。

あちこち切れてしまい、みっともないので電球を交換することにしました。



1.
まず日産ディーラか部販へ行き、電球を注文します。部品番号 24860−5P300
全部で9個必要です。9個中、1個はメータ内部に付いているため、一度中身を分解しなければなりません。ここは切れていないので、パスということで今回は8個注文しました。
1個1箱で電球(キャップ付き)、ソケットが一緒に付いています。


2.
まず、ハンドル周りのコラムカバーをはずします。ネジは7個あります。なくさないようにしましょう。


3.
メータ周りの化粧カバーをはずします。上側、ネジ2カ所(赤丸)です。黄丸のダミーカバー、スイッチ類をはずし、そこに指を入れて手前に引けば外れます。
この時、化粧カバーがウインカーレバー、ワイパーレバーに干渉して外しにくいことがあります。無理に外すと化粧カバー破損の原因になります。その時は一旦、ウインカーレバー、ワイパーレバーを外してください。また、ステアリングティルトの位置を下げて下さい。


4.
これでいよいよメータ本体を外すことができます。赤丸の3カ所のネジをゆるめれば外れます。


5.
このように下にタオルを敷いて、カバーを傷つけないように注意します。
メータ本体を手前に引いたら、手前に倒すようにしてメータ裏に手がアクセスできるようにします。ここではあえて裏の配線を外さずに作業します。裏の配線を外せば交換作業はしやすいですが、そのかわりトリップメータがリセットされてしまいますので注意してください。(オドメータはリセットされません。)


6.
メータ本体裏です。緑色のソケットが8個あります。さらにメータ内部に1個ありますが、これは一度中身を分解しなければならないので作業は困難です。今回は切れていないのでパスすることにしました。この電球の交換の仕方は次の機会に説明しましょう。
ソケットを回して外します。新品の電球と交換します。このとき電球部分には素手で触らないように!!(球切れの原因になります。)
まだ切れていない電球は、切れたときのために保管しておきましょう。


7.
交換したらキースイッチをONにして、メータ照明が正しく点灯するか確認して下さい。確認したらメータ、化粧カバー、スイッチ類、コラムカバーを元に戻します。ウインカーレバー、ワイパーレバーを外した場合はそれが正しく動作するか確認して下さい。
これで作業は終了です。