タコメータ交換

とうとう、タコメータが壊れてしまい、動かなくなってしまいました。
部販で新品を購入すると3万円するそうです。そんなことすると飯抜きになるので、いつもお世話になっている親戚の整備屋さんに解体車でないか探してもらうことにしました。
探してもらったんですが、MTの解体車なんて無いに等しいです。AT用のタコメータが使用できないかということで、AT用のタコメータを探してもらい、ゲットしました。


今回ゲットした2.0ATメータ一式(後期)



1.
メータを外すため、まずハンドルのコラムカバーを外します。
これはネジで止まっているので緩めれば外せます。



2.
メータの化粧パネルを外します。ネジは左下2本、右下1本、上左1本、上右1本です。 この時、ワイパースイッチ、ウインカースイッチに引っかかって外しにくいことがあります。その時はワイパースイッチ、ウインカースイッチを外して下さい。
 

3.
メーターパネルが表れますので、上側2本、下側2本のネジを外せば、メーター一式外すことができます。


4.
メータパネルのカバーを外します。裏側の黒色のつめの部分を押して、カバーを外します。
これでメータ部分が露出します。
 

5.
タコメータ裏側の3本のネジを外します。これでタコメータが外れます。


6.
MT用(左)とAT用(右)のタコメータです。スケールは同じで、レッドゾーンの位置が違いますね。 目盛りが異なるだけで、モータ、部品の部分は同じなので、AT用でもMT車に使用できそうです。


7.
ひとまず、AT用のタコメータをそのまま取り付けてみます。
エンジンを掛けて、SFCの回転数と見比べて異常がないか確認します。
特に問題はなく、AT用のメータでも使用できることが分かりました。
このままでも使用できますが、私は気が済まないので目盛りだけMT用に交換することにしました。(^^ゞ
 

☆警告!!
ここから先の作業は、タコメータの分解作業に入ります。
最悪壊す可能性がありますので、作業は慎重に行って下さい。自信のない方はやめておいた方が良いと思います。なお、トラブル等は当方では一切の責任を負いません。自己責任で行って下さい。


8.
エンジンを止め、スイッチを切ります。
まず、左図のようにタコメータの針を抜きます。慎重に静かにまっすぐ引いて下さい。
そして、目盛り表面にある小さなネジ2本を外します。すると右図のように目盛りが外れますので、MT用の目盛りに交換し、元通り取り付けます。
 

9.
針を元通り取り付けます。針位置の補正をするため、一旦、0回転で止めるストッパーを外します。ラジオペンチなどで手前に引けば外れます。
針が左端で止まるところを、下図のようになるよう針を手で触って調整します。


10.
イグニッションスイッチを「ON」にします。エンジンは掛けません。
ONにすると針が少し上を振れます。その位置が下図のようになるか確認します。


11.
イグニッションスイッチを「START」にして、エンジンを掛けます。 SFCと見比べてみて、大きくずれていないか確認します。また、空吹かしして確認します。ずれているときはエンジンを止めて針を補正して下さい。
OKであれば、ストッパーを取り付け、パネルを元通りにし、化粧カバー、コラムカバーを元に戻して終了です。

 


タコメータが復活した図