トランクハーネスのゴム管交換

P10のトランクには、トランク側(車両側)からトランクリッドにつながっている配線があり、通常はゴム管に覆われています。長い間、開け閉めしていると、これを覆っているゴム管が外れて、中の配線が見えるようになってしまいます。そのままにしておくと、雨天時や洗車時に、ここから水が流れ込み、ゴム管を通ってトランク内に入る恐れがありますので、発見したらできるだけ早く直すことをおすすめします。
今回は、自分でゴム管を交換しましたので、方法を紹介します。

1.
まず、日産ディーラでP10のトランクのゴム管を注文します。
この部品はゴム管と配線がセットになっています。

部品番号 24025−64J00



2.
左が今までのゴム管、右が新品です。
比べてみると、今までのゴム管はちょっと堅い感じがし、まるで形状記憶みたいです(笑)。
それに対し新品の方は、ゴムにかかる負担を軽減するためか、ゴムチューブが柔らかくなっています。
もしかしてこれ対策品!?


3.
トランクを開け、トランクリッド裏の内張りを外します。無理に内張りを引っ張ろうとすると、破れる可能性がありますので、数カ所に止まっているピンに、ドライバーなどでこじって外します。外さなくても作業できると思いますが、私は外しました。
すると、画像のようにトランクリッド左側テールランプの裏側に、カプラーで接続されている配線がありますので、外します。



4.
トランク側(車両側)にも同じようにカプラーで接続されていますので、これも外します。
これで、ゴム管を外すことができます。



5.
あとは、新品のゴム管を取り付けます。画像のようにトランクリッド側に配線を入れていきます。入れにくい時は、針金などを通して導くとよいでしょう。トランク側(車両側)も同じように配線します。そして、さきほど外したカプラーと接続します。




6.
最後に、配線がちゃんとされたか確認します。ブレーキランプ(ハイマウントストップランプ)、テールランプ、バックランプ、ナンバー表示灯が点灯するか確認して下さい。
確認できたら、内張りを元に戻し、作業は終了です。