最近では主流になってきた2DIN。1DINずつデッキをそろえるよりも安く購入でき、2DINならではの機能が充実しています。
しかし、P10のコンソールは、そのままでは構造上2DINオーディオを取り付けることが出来ません。
それでも2DINオーディオを付けたい! と思っている方、以下の方法で2DINオーディオが取り付け可能です。
1.
まず、コンソールパネルを画像を参考にし、2DINオーディオが入るようにコンソールの1段目と2段目境を糸のこなどで切り取ります。
バリが出ますのでヤスリで整えてください。完了したら、2DINオーディオに重ねてちゃんと収まるか確認もしましょう。
2.
エアコンユニットを移動するのに、エアコンユニットを外し、裏の配線をすべて外します。裏の配線は、すべて抜くことができます。
それぞれプラグをエアコンユニット裏に接続するようになっていますが、1つだけプラグ式ではなく、線のままエアコンユニット裏に入っている線がありますね。この線を逆に車両側の配線にたどっていくと、テープ、スポンジで覆われているものがあります。
コレを取り除くと、接続コネクタ(画像の茶色のコネクタ)がありますので、コレを引き抜けばOKです。あと、ジャバラになっているやつの線もマイナスドライバなどでこじれば抜けます。
詳しい外し方はこちらを参照
3.
車両側コンソールの画像の「カットします」と書いてあるプラスチック部分(ネジぎりぎりの所)を、糸のこなどで切り取ります。
4.
取り付ける2DINオーディオの側面に、以前の1DINオーディオの側面に付いている、取り付け金具を外します。
そしてそれを2DINオーディオの側面上側に取り付けます。2DINオーディオは上側両側2カ所しか留めません。下も留めようとすると、結構難しいです。(ステー咬ませばできるかもしれませんが)
でも、これだけでも十分です。走行上も問題ありません。しっかりと付いています。
5.
2DINオーディオにハーネスを取り付け、コンソールに取り付けます。画像のカットしたそばにあるネジに引っかかって、入りにくいことがありますが何とか入ると思います。
入らないときは、ネジ付近をちょっとペンチで抑えたりして加工などしてください。
6.
エアコンユニットにすべての配線を取り付け、一番下のスペースに入れます。
エアコンユニットは、そのままでは付きません。穴あきステーを使って、コンソールパネル内に収まるようにうまく留めてください。比較的柔らかくて、加工しやすいステーがいいです。穴はなるべくたくさん空いているものなら、穴の加工無しにポン付けできると思います。私は以前、堅くて30cmのステーを買いましたが、長すぎて切るにも切れず、無駄に
なってしまいました。長さは20cmあれば十分です。余ったら切ったり、曲げておいたりできます。
7.
最後にパネルを戻して完了です。2DINならではの機能、スペアナをお楽しみ下さい。
ただこのままでは、オーディオの下に隙間ができてしまいます。見た目にこだわる人は8へ。
8.
2DINオーディオの下に隙間ができてしまいますので、クッションテープやカーボンシートなどで
埋めるのもいいんですが、私はこの隙間を活用して今まで取り付け場所に困っていたVFC
(ファンコントローラ)とSFC-HYPER R(燃調コントローラ&計測器)を入れました。
タバコサイズの計測器、コントローラなら入れられます。オーディオと相まって見た目もよくなりますよ。(^^)